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Column コールセンター・人材派遣コラム

派遣会社へ提出する履歴書に必要なこと

人材派遣

派遣という働き方を選択し派遣会社に登録をしようとしたとき、派遣会社によっては履歴書の提出を求められる場合があります。【正しい履歴書の書き方】があるわけではありませんが、正社員へ応募時の履歴書との違いはあるのか、派遣会社の担当者は何を見ているのか迷う方も多いことでしょう。そこで今回は派遣スタッフとして働く場合、履歴書にはどういった内容を書くのが好ましいのかポイントをまとめてみました。

履歴書の記入項目

◆氏名、生年月日

履歴書を手書きする場合、字が下手だから苦手だなと気にされる方も多いようですが、担当者は下手でもいいので丁寧に書いてあるかを見ていますので、ゆっくりと伝わる字で書きましょう。パソコンの場合も文字は大きめで見やすいフォントがお勧めです。

◆顔写真(3か月以内に撮ったもの)

実際に対面している面接官はお顔がわかりますが、面接官が必ずしもあなたの担当者とも限らないので顔がはっきりとわかり、身だしなみに注意した清潔感のある写真にしましょう。

◆学歴欄

入学年・卒業年の表記は、西暦にするか和暦にするかは統一しましょう。義務教育は省いても問題ありません。

◆職歴欄

学歴と同様、入社年・退職年の表記を西暦か和暦を統一し、原則すべての職歴の入退社歴を記入します。会社名だけでなく部署名や役職なども記入しておくと職務経験のアピールになります。

◆志望動機

派遣登録の場合は、志望動機はなくても問題ありませんが、登録ではなく希望の求人があっての応募で履歴書を提出する場合は「やりたい」という熱意を記入しておくことは大切なことです。

◆資格・免許欄

応募した求人の実務に活かせるもの、自己PRにつながるものはもれなく記入し資格や運転免許などを持っていない場合は「特になし」と記入します。

◆自己PR欄

今までの職歴、仕事内容で今後の仕事へ結びつく経験や知識、仕事への取り組み方など自分の強みとなることをしっかりと記入しアピールしましょう。前向きな言葉を選び困難なことにはどう向き合ってきたのか、人間関係の構築の仕方をどうしてきたのか、勤務年数や業務内容、資格だけでは伝わらない人間性の部分を表現します。

◆趣味・特技欄

必須ではありませんが、面接官と話が弾む場合があります。どういった人柄なのか自分の個性が出るところではありますので書いておくのもいいでしょう。

派遣スタッフとして就業経験がある場合の書き方とポイント

【記載事項】

①就業した派遣会社名

②派遣先の会社名 ※記入できる場合

③業務内容

④契約期間

【表現の注意点】

◆「入社」ではなく「就業」

◆「退社」ではなく「派遣期間満了」※自己都合の場合は「一身上の都合により退職」と記入しましょう。

○その他○

秘密保持誓約書の提出をし職歴の派遣先会社名を開示できない場合は、具体的な会社名は避けイメージが伝わるような「○○系の会社」などという表現に留めておきましょう。

アルバイト歴や空白期間の書き方

アルバイト

アルバイトでの経験も即戦力や経験者として判断される場合もあるため、応募する求人にマッチしている場合は記入するのもいいでしょう。また、派遣スタッフとして採用され雇用される場合、社会保険や雇用保険の手続きをする場合に直近の情報が求められるため社会保険や雇用保険に加入していたアルバイト先は記入するようにしましょう。

また、Wワークをしている場合は勤務時間や勤務日数、体力的に無理がないのかなども伝えておくとよりスムーズに担当者に伝わり希望の業務を紹介されるのでお勧めです。

空白期間

何らかの理由により就業期間に空白期間がある場合「大学へ通学のため」や「介護のため」などの記入をし、どういった理由で休業をしていたかなどがわかるように記入します。

伝わる履歴書の書き方

派遣会社の登録はあまり気負わずに行きましょう。履歴書からは職歴やスキルだけでなく自分らしさをどう伝えるかが重要です。なにごとにも言えることですが、第三者の視点を持ち、その履歴書を見た相手がどう感じるか考え読みやすくわかりやすい表現になるよう心がけましょう。

【嘘は吐かない・書かない】

学校中退を卒業と偽ったり職歴の詐称をすることは、派遣先や派遣元からの信頼を失い派遣先の登録抹消や派遣元からの契約解除など大きな問題となりますので事実を記入しましょう。不利だと思われることも派遣会社に伝え、今後のキャリア形成について相談しましょう。

【手書きで作成orパソコンで作成】

履歴書の記入方法で手書きかパソコンで作成するかを迷う方も多いかと思いますが、基本的にどちらでも問題ありません。ただし、パソコンスキルが関わる業種に応募する場合は自己アピールになるので、パソコンで作成するのはお勧めです。どちらがいいか気になる場合は提出前に派遣会社に問い合わせましょう。

まとめ

我々派遣会社としてはその方にマッチした就業先で長く活躍していただくこと・その満足度の高さと対に派遣先の企業様の満足度も高いことを目指しています。そのためにも履歴書の情報はとても重要です。

先日、弊社に登録していただいた方と話をしていると、とある免許を持っているという発言が出てきました。その方の履歴書の資格・免許欄にその記入がなかったので、記入していない理由を尋ねると、以前の会社で「○○はできないからその免許は意味がない」というようなことを言われたそうです。

しかし、○○はできなくても他に活用できる免許ではあるため今後の履歴書には記入した方がいいですよとアドバイスさせていただきました。ご本人のスキルや資格・免許で、あまりアピールにならないということで記入しないこともあるのだなと改めて考えさせられました。履歴書に記入しなくてもヒアリングさせていただく中で今回の免許については気が付くことができたので、今後もお会いする方にはしっかりとお話をしていきたいなと考えております。また、職歴や人柄により向いている職種と、ご本人が希望している職種がミスマッチで、それが原因で長続きしないこともありますので就職や転職でお悩みの方は弊社に登録だけでも構いませんのでご相談いただければと思います。弊社に限らず、ご本人が無自覚な強みや良さを引き出せるよう派遣会社は対応しますので、わかりやすく前向きで自分らしい履歴書を作成してみてください。

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