コールセンターがある地域が多いのはどこなのか？どこに多く存在しているのか？と聞かれると、『札幌・福岡・沖縄』をイメージされる方が多いのではないでしょうか！？
以下の表でもわかるように、人口や企業が集中している東京や大阪が一番多いのは当然だと思うのですが、次いで北海道・福岡・沖縄が多いのが分かります。人口数と比較した場合ですと実質的には東京や大阪を超えているという見方もできるかと考えます。
では、なぜこれらの地方にコールセンターが多いのかを解説していきたいと思います。
一般的には以下5つの理由がコールセンターを置く理由に挙げられるのではないでしょうか。
コールセンターについて相談する
人手不足やコールセンター運営のノウハウ・経験がない、業務の効率化をしたい、そういった課題を持っている企業の多くはコールセンター業務の代行・委託をしています。
コールセンター外注を検討の方は、ぜひご相談ください！
オフィスの賃料が東京よりも安い
職場の環境を整えやすいことが挙げられます。広いスペースの必要なコールセンター。
北海道や沖縄でのオフィスの賃料は東京の1/2から1/3ほどなので毎月のオフィスの維持費を抑えることが出来るため、設立、維持がしやすいです。
発音が標準語に近い札幌のニーズは高い
北海道は方言が強いイメージがある方もいらっしゃるかもしれませんが、実は札幌は日本語の発音が標準語に近く、電話での会話をする上でネガティブに働くことがあまりないこともポイントとなっています。
たしかに方言はありますが、イントネーションは標準語に近い感じもしますね。（一部の人を除いて）
行政が企業誘致に力を入れている
沖縄や北海道に関しては特に、行政が企業誘致に力を入れていました。現在では少し落ち着いている気もしますが、補助金をふんだんに使い、コールセンターの誘致を積極的に進めた結果、沖縄や北海道に関しては第三次産業が活発化しました。
コールセンターを誘致することのメリットとしては、仮に100席のコールセンターを開設した場合、シフト等を考慮した場合、1.5倍から2倍多い企業ですと、3倍もの雇用創出が見込めます。
待遇が良い・働き手が多い
コールセンターのお仕事は一般的なお仕事と比べ、時給が比較的高額な求人なので、お仕事をする側は効率よくお金を稼ぐことができます。
2023年現在、札幌の平均時給は¥942〜とされていますが、札幌のコールセンターでは¥1200〜¥1800という札幌の平均より少し高めの設定です。
沖縄に関しても同様に、都市部の賃金と比較しても割安で採用が出来ると言われています。
コールセンターは会社によっても違いはあると思いますが、基本的には残業が無く、完全シフト制のコールセンターが多いので予定に合わせて働くことができるのも魅力です。
自然災害のリスクが少ないと考えられている
立地面からの特徴として地震や台風などの自然災害から回避できる可能性があることも挙げられます。
首都圏だけに拠点が密集してしまっては、万が一の災害時に全て倒壊してしまうリスクを抱えてしまいます。
企業として回らなくなってしまいますよね……。このようなリスク回避の1つの手段としても、北海道や沖縄などの地方にコールセンターが増えているのです。
福岡を始めとした九州にもコールセンターが多く存在しています。福岡は前項で解説した理由も当てはまりますが、もう一つ考えられるとすると、日本全国の中でも九州は特に通販会社が多いといわれています。なかでも九州の中心都市である福岡には数々の有名な通販会社が本社を構えています。
通販会社には切っても切り離せないのがコールセンターの存在です。対面での販売ではない為、コールセンターの品質によって売上や利益が左右されるのが通販です。ではなぜ福岡に通販企業が多いのでしょうか？
一番の理由としては輸入コストが比較的安く済むということです。
九州は日本の中でも中国など大陸が近い地域にあたります。そのため大陸からの輸入コストが安く済む傾向にあり、通販事業を営む際にも都合が良いのです。 それに加え、九州の中心都市である福岡は交通の便も良いため、通販企業は拠点にしやすかったのだと考えられます
まとめ
このように地方にコールセンターがあることは土地代・オフィス代・BCP対策・人件費などを考慮に入れると、非常に合理的であることが分かります。
エフザタッチでは北海道や沖縄ではないのですが、現在静岡と新潟に拠点を構えております。
BCPなどの対策を考え、太平洋側と日本海側とでリスクを回避する意味でも分けています。今後も別エリアでコールセンターを出店する計画もありますので、クライアント様が安心してご依頼頂けるようなコールセンターを目指してまいります。
コールセンターについて相談する
人手不足やコールセンター運営のノウハウ・経験がない、業務の効率化をしたい、そういった課題を持っている企業の多くはコールセンター業務の代行・委託をしています。
コールセンター外注を検討の方は、ぜひご相談ください！
