席替えの効果
法人様向けBtoBのテレアポ代行業務を担当しているコールセンター事業部のリサです。
弊社のお客様は静岡に限らず、全国各地に様々な業種でいらっしゃいます。
日々、お客様から「こんなことができないか」「こういうことを考えているけどプロの視点から意見を伺いたい」など様々な問合せを頂くことが多く、弊社で培った経験やノウハウをご提案しながら、お客様とより良い関係値を作っていくイメージでテレアポ代行業務を運営しています。
お陰様で多くのお仕事のオーダーがあるので、弊社がおこなっているテレアポ業務やコールセンター業務の代行事業というのは、時代のニーズに合っているのかもしれないと個人的にもひしひしと感じています。
さて弊社ではコールセンターを円滑に運営していく為の取り組みをひとつご紹介したいと思います。
それは毎月実施している月に一度の席替えです。
ここ数年では、フリーアドレスオフィス(固定席をなくしたオフィス)も注目されていますよね。(実は今から40年も前、80年代にもそういう風潮はあったようですが、今のようにインターネットやパソコンの環境はなかった為、あまり定着しなかったようです)ゆくゆくは、そういった日替わり席も是非検討したい所ですが、今はまだ新しくメンバーも増えているので、ほぼ1ヶ月スパンで席替えをしています。
これはかなり有意義です。
単純に気分もリフレッシュできますし、自分以外の、特に“アポを取れている人”のトークや、やり方・話し方を知ることに繋がり非常に有効だと感じています。
そして、中でも最も効果が大きいと感じるのは、通称“オペ台席”の存在です(笑)
位置的には、バリバリ営業出身の専務のド真ん前の席です。そうです! 10年で社員数100名以上の会社に成長させたエフザタッチの中で、コールセンターのノウハウを持った専務から、直接アドバイスがもらえるラッキーな席なのです。
「〇〇さんは、スクリプト通りに話そうとしないで、自分の言葉で話してみれば?」というたった一言で劇的にアポが取れるようになったメンバーもいますし、2ヶ月以上事細かに根気よくアドバイスされ、チーム内最下位の成績からトップクラスになったメンバーもいます。
私が一番驚きつつ、「ああ、やっぱりこの会社に入って良かったな」と感じたのは、専務自ら実際にアポ取りの電話を何本か掛けて見せた事です。「お~!そこまでやりますか?!」と、思わず笑ってしまいました。山本五十六の言葉にこんな言葉があります。
「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ 」
ふとこの言葉が頭によぎりました、本当理想的ですよね!
もちろん、単純にアポを取得するためだけではなく、いかに良いアポに繋げて行くかアドバイスが入る事もあります。「比較検討の1社として、是非お伺いさせて頂ければ」などと話していると「契約まで取りに行く気で」とアドバイスが入ったりします(汗)
確かに、しばしば、お客様である企業様から、確度や成約率の高さなどをお褒めいただく事も多いのですが、そういった事も影響しているのだろうと思います。
テレアポ業界では、アポを取ることがゴールで多くアポを取ればいいといった認識の企業も少なくありませんが、契約を意識したアポを取るということが非常に重要で、私たちが10年以上コールセンター事業を続けられている一つの理由なのかなと。
今回は弊社でやっている席替えをご紹介させて頂きましたが、コールセンター業務に関わらず、全ての企業様にとって定期的な席替えは有意義な施策かなと思います!
私たちはこれからもご訪問される企業の立場を考えた、成約につながる良質なアポイントのご提供を今後も目指してまいります!